兵庫県立大学 政策科学研究所

テーマ：グローバル企業の都市選択要因に関する研究
～神戸市に本社機能を置くグローバル企業を事例とする進出要因分析及び他都市との要因比較～
日時：2010年10月29日（金）14：30～16：30
場所：兵庫県立大学 神戸神戸商科キャンパス 研究棟I （１階） １０５会議室（経済・研究所会議室）
講師：越知　昌賜 氏
（兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科 大学院生）

ポスター：IPS Seminar 5 ads.pdf
議事録：IPS Seminar 5 (20101029).pdf

【報告の趣旨・概要】
グローバル企業の本社又は拠点機能の誘致は、雇用の増加やヒト・モノの交流・移動による企業消費など
直接的な経済効果に加え、高い給与水準の雇用者消費による間接的な経済波及効果も期待できます。
日本の企業の多くが本社機能を東京へ移転し東京への一極集中が進む中で、
神戸市にグローバル優良企業がジャパン本社を置いていることは注目に値します。
日本経済の長期的低迷や人口減少に伴う生産縮小を踏まえ、政府は外資系企業の本社機能や
Ｒ＆Ｄ拠点の設置に対し法人税を大幅に減免する措置を検討しており、
各都市の外資企業誘致への関心が高まると同時に日本国内の都市間で誘致競争が始まる可能性があります。
セミナーでは、神戸在籍のグローバル企業がどのような要因で進出したのかを調査・分析し、
収集した企業データを用いて、神戸市の外資系企業拠点都市としての「強み」または「弱み」を解明し、
競争力のある外資系企業誘致策について検討します。

どなたでも自由に聴講できます。奮ってご参加ください。