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テーマ：フィンランドの地方自治体とサービスの構造改革
～高齢社会対策としての保健福祉改革を中心に～
日時：2010年11月11日（木）14：30～16：30
場所：兵庫県立大学 神戸神戸商科キャンパス 教育棟III （１階） １１７・１１６教室
講師：山田 眞知子 氏
（北海道浅井学園大学 人間福祉学部 元教授／北翔大学 北方圏学術情報センター 共同研究員）
ポスター：IPS Seminar 6 ads.pdf
議事録：IPS Seminar 6 (20101111).pdf
【報告の趣旨・概要】
高齢社会、人口移動、グロバライゼーションの流れの中で、フィンランドは現在、
地方制度と自治体の供給するサービスの構造改革の最中にあります。
この結果、自治体数は１０年間で４５２から３４２に減少しましたが、
最終的には自治体数がこの約半分になると予測されています。
改革の目的は、自治体の財政基盤を強化し、住民サービスを確保することにあります。
セミナーでは、日本の現状に目を配りつつ、フィンランドの試みを検討します。
【スピーカー紹介】
国際基督教大学卒業。フィンランドに30年以上在住。
翻訳・通訳・コンサルタント・サービス会社設立。
その間、在フィンランド日本大使館、
フィンランド国立社会福祉保健研究開発センター（STAKES）客員研究員、
フィンランド研究開発基金（SITRA）の対日福祉輸出プロジェクト等に勤務。
＜主な社会活動＞
2002年12月 ～ 2007年３月：札幌市精神保健福祉審議会委員および精神医療審査会委員
2002年 ～ 2007年：NPO法人リライフ理事
2003年 ～ 2007年：社会福祉法人HOP理事
2002年 ～ 2006年：北ヨーロッパ学会理事
2005年４月 ～ 2007年３月：北海道知事政策部知事室国際化推進委員会副委員長
2006年６月 ～ 2007年３月：北海道障害者介護給付費等不服審査会委員長
2007年10月：NPO法人フィンランド・フィギャーノート日本協会事務局長
＜主な著作＞
『フィンランド福祉国家の形成 社会サービスと地方分権改革』
木鐸社、2006年（単著）
『働き方で地域を変える フィンランド福祉国家の取り組み』
地方自治土曜講座ブックレットNo.104 北海道町村会・公人の友社、2005年（単著）
『フィンランドを世界一に導いた社会改革 フィンランドのソーシャルイノベーション』
イルッカタイパレ編・山田眞知子訳 公人の友社 2008年（訳書）
どなたでも自由に聴講できます。奮ってご参加ください。