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「第2回神戸マラソンの応援・観戦者の動向」を掲載しました

2013年6月16日 更新
第2回神戸マラソンの応援・観戦者の動向

  1.  平成24年11月25日に、第2回神戸マラソンが開催された。昨年度の第1回大会と同様にコース沿線は多くの応援・観戦者で埋まった。応援・観戦者からの声援、視線、沿線のイベント等は、ランナーの励まし、交流をもたらし、大会を盛り上げた。
     応援・観戦者は、大きく2つに分けられる。一つはランナーの家族・知人であり、もう一つは走っているランナーを見ること、大会の臨場感を楽しむ人々、ランナーと一緒に大会を盛り上げようとする人々である。
  2.  始めのランナーの家族・知人に関しては、普段一緒にいる人が大変な体力・忍耐力が必要なマラソンに参加する訳で、応援も走っているところをみて励まそうという動きが中心になる。コース沿線の複数のポイントを移動し、ポイント毎に応援を行い、最終のゴールで完走を喜び合う方も多い。他方、遠方から参加された方のなかには、何度もマラソンに参加しているランナーもおり、応援・観戦者の方は応援・観戦もするけれども、せっかく神戸に来たのだから、神戸観光を楽しむ要素が大きいこともみうけられる。
  3.  また、家族・知人がマラソンに参加しないものの、大会の臨場感を楽しむ人々、ランナーと一緒に大会を盛り上げようとする人々は、多くのランナーが様々なスタイルで走っていく様子を見ること、ランナーとの交流などから、元気や楽しみをもらうこととなる。また、団体で踊ったり、音楽を奏でたり、応援グッズを利用して沿線を盛り上げたりと、応援・観戦者の活動自体が楽しみにもなる。若松公園、舞子公園、ホームズスタジアム神戸(御崎公園)、ゴール地点を中心に多様なイベントが行われたが、こうしたイベントの見学・参加も応援・観戦者の楽しみとなる。大会を楽しもうという方々のなかにでも、2・3人の少なめな人数でランナーの走りや大会の雰囲気を楽しむという応援・観戦者がいる一方、地元や職場の仲間が集まり応援の企画・実施をしたり、所属している団体がイベントに参加するなど自身も活動する、活動の一部を担う応援・観戦者がいるという違いもみられる。神戸マラソンに参加するランナーと共に応援・観戦者の動向も様々な特徴があり、それぞれのニーズを満たすような取り組みを進めることが、神戸マラソンをよりよいものにしていくことにつながろう。