お知らせ
兵庫県立大学政策科学研究所主催 2024年度 第3回シンポジウム「地球環境のための街づくり」 が、2025年2月2日(日)に開催されました
2025/02/24
2025年2月2日(日)午後1時30分からシンポジウム「地球環境のための街づくり」が神戸国際会館9階大会議室にて開催されました。主催は政策科学研究所、共催は関西学院大学産業研究所、一般財団法人カンセイ・ド・アシヤ文化財団、後援は芦屋市および大阪瓦斯株式会社であり、Web同時配信も行われ、産官学連携イベントとなりました。
都市化に伴って様々な活動の集積が進むと交通渋滞や環境汚染などの問題が生じます。一方で、衰退にむかった都市が再開発に成功して再成長する場合もあります。そのため持続可能で豊かな社会の構築を目指す際には、既存の人口集積地を環境配慮型の都市に導くことが重要な政策課題となります。とくに高齢化や人口減少の問題が深刻な地方都市では、人々の生活スタイルや行動パターンを視野に入れた、魅力度の高い空間づくりを通じて、市街地の縮退に対応した都市開発が喫緊の課題となっております。
社会や地域の全体的な「幸福」を実現するには、限りある資源を効率的に利用することが必要であり、「民」と「官」が力をあわせた街づくりが合理的となります。本シンポジウムでは、歴史的に住みよい住環境が維持されてきた兵庫県芦屋市の事例を起点に、日本国内や欧州の事例に照らしつつ、持続可能で豊かな街づくりの具体的なあり方について検討されました。ソフト面あるいは需要面に留意しながら、環境負荷の低いエネルギー利用及び効率的利用を基礎に、環境性と経済性を両立させることが肝要であるとの示唆が得られました。
当日の動画(限定配信)鑑賞のための登録はコチラ
当日の配布資料(プログラム/登壇者略歴含む)ほかの ダウンロードはコチラ