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お知らせ

第2回IPSセミナーの開催

2010年5月12日 更新

テーマ:カンボジアの今 ~経済発展と日常生活~
日時:2010年6月11日(金)14:30~16:30
場所:兵庫県立大学 神戸商科キャンパス 本部棟 特別会議室
講師:岩瀬 真央美 氏 (政策科学研究所)

ポスター:IPS Seminar 2 ads.pdf
議事録:IPS Seminar 2 (20100611).pdf


【報告の趣旨・概要】

現在、日本企業による事業活動のグローバル化に伴い「チャイナ・プラス・ワン(China plus 

one)」として経済連携協定や投資協定の締結などで「アジア経済圏」が形成されている東南

アジア諸国、特に日本とも幅広い分野において急速に関係を深めているメコン地域諸国(カ

ンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス)への関心が高まっている。しかし、「外

国」企業が事業活動を行う場合、これに伴って生じる摩擦や衝突を適切に回避・処理する

ためには、現地の「ビジネス・ルール」や「価値観」を理解することが重要である。

カンボジアでは現在、内戦終結後の国際的な支援・協力を中心とする戦後復興期が終わ

り、民間資本・外国企業による地元経済への貢献が期待され、現地の人々の間でもビジネ

スへの関心が高まっている。今回のセミナーでは、現地を「知る」ことが「ビジネス・ル

ール」や「価値観」への理解を深める前提であるという考えの下、経済開発が進む街の様

子や人々の暮らしといった「カンボジアの今」について、2010 年 6 月 1 日から 6 月 8 日に

行った現地調査に基づいて報告する。

日本企業の事業活動がグローバル化する中、「チャイナ・プラス・ワン(China plus one)」として、
経済連携協定や投資協定の締結などにより「アジア経済圏」が形成されている東南アジア諸国、
特に日本との幅広い分野での関係を急速に深めているメコン地域諸国
(カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス)への関心が高まっています。

カンボジアは、戦後復興期における各国政府やNGOなどによる様々な分野での支援・協力を経て、
今まさに安定した社会状況の中で、人々が毎日の生活を楽しむ時期に来ています。
カンボジアでは、現在、民間資本・外国企業による地元経済への貢献が期待されており、
現地の人々の間でもビジネスへの関心が高まっています。
事業活動においては、現地の「ビジネス・ルール」や「価値観」を理解することが重要になりますが、
カンボジアにおいても、特に外国企業にとって重大な問題となっています。

セミナーでは、「ビジネス・ルール」や「価値観」の理解に役立てるために、
現在のカンボジアでの経済活動や企業活動の様子や人々の暮らしなど、
現地調査の成果を中心に、「カンボジアの今」を報告します。

どなたでも自由に聴講できます。奮ってご参加ください。