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お知らせ

第7回IPSセミナーの開催

2010年11月1日 更新

テーマ:京様式マネジメント

~なぜ京都にグローバル企業が群生するか~
~なぜ京都にグローバル企業が群生するか~
日時:2010年12月3日(金)14:30~16:30

場所:兵庫県立大学 神戸神戸商科キャンパス 研究棟I (1階) 115大会議室
講師:末松 千尋 氏 (京都大学 経済学研究科 教授)

ポスター:IPS Seminar 7 ads.pdf
議事録:IPS Seminar 7 (20101203).pdf


【報告の趣旨・概要】
京都には2つのパワーがある。まず一つは、東京には従属せず、独立することにより、
「健全な批判精神」が生まれていることである。欧米では過去から、
これをクリティカルシンキングと読んで重要な能力と認識されている。
既定路線高度成長のときには批判というものは好まれなかったが、
現状のように無成長の時代、閉塞している状況においては、「健全な批判」がなければ、
変化は起き得ないであろう。京都パワーのもうひとつは、
多様性や個性を許容するような器の大きさがあることである。
そこからすばらしいリーダーシップが形成されてきていることはもちろんだが、
付加価値や創造力が求められるようになっている環境においては、
そのようなカルチャーが重要性を増している。多様な、新しい考えが入ることによって、
停滞を打開していくような変化も生まれうる。京都にはそのパワーが認められる。
本講演においては、このような京都パワー二つが経営に活用された京様式経営を紹介し、
さらに経済・社会への適用可能性について考えてみたい。

どなたでも自由に聴講できます。奮ってご参加ください。