兵庫県立大学 政策科学研究所

専門は地域中小企業論で、地域で活動する中小企業を多面的に研究しています。中小企業は地域経済と極めて密接な関係があり、企業行動は地域産業構造から大きな影響を受けています。近年のグローバル化の進展は、生き残りをかけた競争をこれまで以上に激しくさせ、地域中小企業にも積極的な対応を迫っております。こうした状況下、中小企業が生き残っていくためには自社の競争優位を確立し、自立や自律を図ることが重要ですが、現在その理論的・実証的研究を行っています。

地域・社会貢献としては、養父市、南あわじ市、但東町、播磨町、太子町などの活性化事業に取り組んでいるほか、「ひょうご美味し風土拡大協議会」副会長、「コミュニティビジネス離陸応援事業審査会」委員長、「地域活力増進事業審査会」委員長などを務めています。

学会活動としては日本中小企業学会、日本商業学会、日本地域政策学会に所属しており、日本中小企業学会の理事を勤めています。